郡山市で叶えるジャパンディスタイルの暮らし方とポイント

ジャパンディスタイルの家の外観画像


福島県郡山市で、これから家族の新しい家づくりを考えているあなたへ。


「自分たちが本当に納得できるインテリアの家に住みたい」
「インターネットで見るような、おしゃれで洗練された家に住んでみたい…でも、自分たちの予算で本当に実現できるのだろうか?」
「注文住宅って、何から始めたらいいのか分からないことだらけ。」


新しいお住まいへの夢が膨らむ一方で、このような不安や悩みを抱えていらっしゃるのではないでしょうか。


特に、初めての家づくりは、人生における大きな決断です。期待と同じくらい、戸惑いを感じるのは当然のことです。


この記事では、そんなあなたの不安を解消し、夢を具体的な形にするための一つの答えをお伝えします。


それが、今、世界中から注目を集めている「ジャパンディ」という暮らしのスタイルです。


ジャパンディは、単なる一過性のデザイントレンドではありません。それは、日本の伝統的な美意識と、北欧の暮らしの知恵が融合した、非常に合理的で心豊かな暮らしの哲学です。


そして、その哲学は、特にここ郡山市で新しい家を建てるご家族にとって、驚くほど最適な選択肢となり得ます。


さあ、一緒に、あなたとご家族のための、世界で一つだけの特別な家づくりの旅を始めましょう。


そもそも「ジャパンディ」とは?世界が注目する新しい暮らしの哲学


ジャパンディスタイルのリビング画像


最近、インテリア雑誌やSNSで「ジャパンディ」という言葉を目にする機会が増えたかもしれません。


この聞き慣れない言葉は、実は私たちの暮らしをより豊かに、そして穏やかにするためのヒントに満ちています。


まずは、ジャパンディがどのようなスタイルなのか、その本質から紐解いていきましょう。


日本の「侘び寂び」と北欧の「ヒュッゲ」の幸福な出会い


侘び寂びとヒュッゲを解説した画像


ジャパンディ(Japandi)とは、その名の通り、「Japanese(日本の)」と「Scandinavian(北欧の)」を組み合わせた造語です。


これは、日本の伝統的な美意識と、北欧のデザイン哲学が見事に融合した、新しいインテリアおよび建築スタイルを指します。


このスタイルの根底には、二つの大切な考え方があります。


一つは、日本の「侘び寂び(わびさび)」です。 これは、不完全さや、時を経て変化していく様子に美しさを見出す、日本特有の感性です。


ピカピカの新品だけが美しいのではなく、少し古びたもの、素朴なもの、ありのままの自然な姿にこそ、深い味わいや静かな美しさが宿るという考え方。


禅の思想にも通じるこの価値観は、私たちに「完璧でなくても良い」という心の安らぎを与えてくれます。


もう一つは、北欧の「ヒュッゲ(Hygge)」です。 これはデンマーク語で、「居心地の良い空間」や「快適で満たされた時間」を意味する言葉です。


長く厳しい冬を室内で過ごす時間が長い北欧の人々が育んできた、家族や友人と共に、暖かな光の中でリラックスして過ごす時間を大切にする文化。


それは、温もりのある家具や照明に囲まれた、心安らぐ暮らしそのものを指します。


ジャパンディは、この「侘び寂び」がもたらす静けさと、「ヒュッゲ」が育む温かな幸福感を、一つの空間の中に共存させたスタイルなのです。


なぜ今、このスタイルが世界的に注目されているのでしょうか。


それは、情報過多で常に何かに追われる現代社会において、多くの人々が心からの安らぎと本質的な豊かさを求めているからに他なりません。


不要な装飾を排したミニマルな空間と、機能的でありながら温かみのある心地よい暮らしの融合は、まさに現代人が求める理想の暮らし方を体現しているのです。


ジャパンディは単なる見た目のデザインではなく、日々のストレスから心を解放し、より穏やかでマインドフルな生活を送るための「暮らしの処方箋」と言えるでしょう。


和モダンとの違いは?ジャパンディが持つ独特の魅力


和モダンとジャパンディの違いを解説した画像


「日本の要素と洋風の要素を組み合わせるなら、和モダンと同じでは?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。


確かに両者は似ていますが、その成り立ちと目指す雰囲気に明確な違いがあります。


結論から言うと、両者の最大の違いは「どちらをデザインの土台(ベース)にしているか」という点です。



和モダン

日本の伝統的なデザイン(畳、障子、深い色合いの木材など)をベースに、現代的な洋風の家具やデザインを取り入れたスタイルです。 空間全体としては「和」の印象が強く、重厚で落ち着いた、陰影を活かした雰囲気になることが多いです。



ジャパンディ

明るく機能的な北欧デザインをベースに、アクセントとして日本の美意識(直線的なデザイン、自然素材の質感、ミニマルな精神など)を取り入れたスタイルです。


一般的に、「北欧7:和3」の割合が美しいとされています。 そのため、空間全体としては明るく軽やかで、より現代的で洗練された印象になります。


この「70/30の法則」は、ジャパンディスタイルを目指す上で非常に分かりやすい指針となります。


家づくりの基本は、多くの人が心地よいと感じる、明るく機能的な北欧のモダン住宅です。


そこに、洗練された「和」のスパイスを効かせることで、ありきたりではない、深みと個性が生まれるのです。


このバランス感が、ジャパンディを過度に伝統的にならず、現代の暮らしにフィットする、取り入れやすいスタイルにしています。


なぜ郡山の家づくりに「ジャパンディ」が最適なのか?


雪が積もる郡山市の画像


ジャパンディの魅力は普遍的ですが、その真価は、特定の地域の気候や暮らし方と結びついた時にこそ、最大限に発揮されます。


そして、ここ福島県郡山市の家づくりにおいて、ジャパンディは驚くほど多くのメリットをもたらしてくれるのです。


厳しい冬と蒸し暑い夏を快適に:高気密・高断熱住宅との相性


断熱性が高い家の画像


郡山市の気候は、内陸性気候に属し、夏は短く蒸し暑く、冬は「磐梯おろし」と呼ばれる冷たい風が吹き、非常に寒さが厳しいという特徴があります。


年間を通して気温差が大きく、特に冬の最低気温は氷点下5℃を下回ることも珍しくありません。


このような厳しい気候の中で一年中快適な室内環境を保つためには、現代の家づくりにおける「高気密・高断熱」という性能が不可欠です。


高気密・高断熱住宅とは、壁や窓の隙間を限りなく少なくし(高気密)、優れた断熱材で家全体を魔法瓶のように包み込む(高断熱)ことで、外の暑さや寒さの影響を受けにくくした住宅のことです。


冷暖房の効率が飛躍的に向上し、光熱費を削減できるだけでなく、結露やカビの発生を抑える効果もあります。


近年、郡山市周辺の住宅会社でも、国の基準を上回る「断熱等級6」といった高い性能を標準仕様とする動きが広がっています。


ここで、ジャパンディの哲学と、この住宅性能が完璧に結びつきます。


ジャパンディの根底にある北欧の「ヒュッゲ」とは、つまるところ「究極の快適性の追求」です。


厳しい気候の中で、いかに心地よく、健やかに暮らすかという知恵の結晶です。一方、郡山の厳しい気候は、その「心地よさ」を脅かす大きな要因です。


そして、「高気密・高断熱」という建築技術は、その気候の課題を物理的に解決し、一年中安定した快適な室内環境を実現するための具体的な手段なのです。


つまり、郡山で建てるジャパンディの家は、単なる見た目のスタイルではありません。 それは、「快適な暮らしを求める哲学(ジャパンディ)」と「快適な暮らしを実現する物理学(高気密・高断熱)」の完璧な融合なのです。


この二つが組み合わさることで初めて、外が猛暑であろうと極寒であろうと、家の中は常に穏やかで心地よい、理想の暮らしが現実のものとなります。


子育て世代に嬉しい、心と身体の健康を育む住まい


自然素材を使った家の画像


これからお子様を育む30代のご夫婦にとっても、家の「健康性能」は最も気になるポイントの一つでしょう。


ジャパンディスタイルと高気密・高断熱住宅の組み合わせは、ご家族の心と身体の健康を多角的にサポートします。



身体の健康を守る

ジャパンディスタイルでは、無垢材のフローリング、漆喰や珪藻土の塗り壁、リネンやコットンのファブリックといった自然素材を多用します。


これらの素材には、室内の湿度を快適に保つ「調湿性」があります。 高気密・高断熱住宅の安定した温熱環境と相まって、アレルギーの原因となるカビやダニの繁殖を抑制する効果が期待できます。


これは、小さなお子様のアレルギー対策として非常に有効です。



心の健康を育む

ジャパンディのミニマリズム(最小限主義)の考え方は、心の健康にも良い影響を与えます。


物が少なく、すっきりと整頓された空間は、日々のストレスや「決断疲れ」を軽減し、心に余裕をもたらします。


特に、ジャパンディで重視される「隠す収納」を計画的に設けることで、生活感が出やすい子育て中でも、散らかりにくい穏やかな空間を維持しやすくなります。


忙しい毎日を送るご両親にとって、家が心からリラックスできる場所であることは何より大切です。



家族全員の安全


高気密・高断熱住宅は、家中の温度差を少なくすることができます。


これにより、冬場に暖かいリビングから寒い脱衣所やトイレへ移動した際に血圧が急変動する「ヒートショック」のリスクを大幅に軽減できます。


ヒートショックは高齢者だけの問題ではなく、小さなお子様にとっても身体への負担となります。


将来、ご両親が遊びに来た際にも安心できる、三世代にわたって安全な住まいと言えるでしょう。


このように、ジャパンディの家は、光熱費という経済的なメリットだけでなく、ご家族の身体的・精神的な健康、そして安全という、お金には代えがたい価値をもたらす「未来への賢い投資」なのです。


郡山で理想のジャパンディ住宅を建てるための具体的な施工方法


ジャパンディスタイルの内装画像


ジャパンディの哲学やメリットを理解したところで、次はいよいよ、それをどのように実際の家づくりに落とし込んでいくか、具体的な施工方法や設計のポイントを見ていきましょう。


外観から内装まで:統一感を生むデザインの基本


シンプルな外観と内装の家の画像


ジャパンディスタイルの洗練された雰囲気は、家全体の「統一感」から生まれます。



外観

奇をてらわず、シンプルで直線的なラインを基調としたデザインがおすすめです。 屋根の形も複雑なものではなく、すっきりとした形状が良いでしょう。


外壁の色は、落ち着いたグレージュやオフホワイトをベースに、窓枠や玄関ドアにダークトーンの木目調などをアクセントとして加えると、モダンでありながら温かみのある表情が生まれます。



内装

家全体のテーマカラーを明確に決めることが重要です。


例えば、「明るい木の色+白+グレー+アクセントの黒」のように、使う色を3〜4色に絞り、リビングだけでなく廊下や洗面所、寝室に至るまで、その配色ルールを徹底することで、家全体にまとまりが生まれます。



素材

プラスチックのような人工的な光沢のある素材は極力避け、光の反射を和らげるマットな質感の自然素材を優先的に選びましょう。


床には節の少ない明るい色味のオークなどの無垢フローリング、壁には塗り壁や和紙クロス、アクセントに木製の格子や板張りを取り入れると、ジャパンディらしい質感が生まれます。


壁材選びのポイント:漆喰と珪藻土、どちらを選ぶ?



ジャパンディの質感を大きく左右するのが、壁の仕上げです。


ビニールクロスも手軽ですが、本物の質感を求めるなら、自然素材である「漆喰(しっくい)」や「珪藻土(けいそうど)」が最適です。


それぞれに特徴があるため、目的や場所に応じて使い分けるのが賢い選択です。



漆喰(しっくい)

サンゴが原料の消石灰から作られる伝統的な壁材です。 ツルっとした滑らかな仕上がりが特徴で、耐久性が高く、防火性や抗菌作用にも優れています。


デメリットとしては、珪藻土に比べて調湿性能はやや劣ること、ひび割れのリスクがあること、施工に手間がかかるため費用が比較的高くなる傾向があることなどが挙げられます。



珪藻土(けいそうど)

植物性プランクトン(珪藻)の化石から作られる壁材です。 無数の微細な穴を持つため、漆喰を上回る非常に高い調湿性能と、生活臭を吸着・分解する消臭効果が最大の魅力です。


ザラっとしたマットな質感が、温かみのある空間を演出します。 デメリットは、漆喰に比べて表面がやや柔らかく、傷がつきやすかったり、粉が落ちたりすることがある点です。


どちらを選ぶか迷った際は、以下の比較表を参考に、ご自身の優先順位と照らし合わせてみてください。


項目漆喰(しっくい)珪藻土(けいそうど)
主な原料消石灰(サンゴがルーツ)珪藻の化石(植物プランクトン)
質感・仕上がりツルっとした滑らかな質感ザラっとしたマットな質感
調湿性能良い非常に優れる
消臭効果良い優れる
耐久性・硬度優れるやや劣る
費用傾向やや高め商品により幅広い
おすすめの場所リビング、キッチン、人の手が触れやすい場所玄関、トイレ、寝室、クローゼット内部



この表から分かるように、例えば「湿気がこもりやすく、ニオイも気になる玄関や寝室には珪藻土」、「耐久性が求められ、スッキリ見せたいリビングには漆喰」といったように、場所ごとに最適な壁材を選ぶことが、満足度の高い家づくりに繋がります。


光と風、空間を操る間取りのアイデア


吹き抜けのあるリビング画像


ジャパンディの心地よさは、空間の「抜け感」や「開放感」によってもたらされます。


間取りを工夫することで、光と風を巧みに取り込み、実際の面積以上の広がりを感じさせることができます。



オープンなLDK

リビング・ダイニング・キッチンを壁で仕切らず、一つの大きな空間としてつなげることで、家族がどこにいても気配を感じられる、コミュニケーションの取りやすい間取りになります。



吹き抜け

リビングの上部などに吹き抜けを設けると、縦方向への視線の広がりが生まれ、圧倒的な開放感が得られます。


高い位置に窓を設ければ、安定した自然光を家の奥まで届けることができます。


壁の代わりに「格子」や「小上がり」で仕切る: 空間を緩やかに区切りたい場合は、壁の代わりに木製の格子(ルーバー)を使うのがおすすめです。


光や視線を遮ることなく、和の雰囲気もプラスできる、まさにジャパンディにぴったりのアイテムです。


また、リビングの一角に小上がりの畳コーナーを設けるのも良いアイデアです。 空間に立体感が生まれ、腰掛ける場所としても、子どもの遊び場としても活用できます。 下部を収納スペースにすれば、機能性も向上します。


「隠す収納」で実現する、生活感のないミニマルな空間


隠す収納を解説した画像


ジャパンディの美しさは、「余白の美」にあります。 そして、その余白を生み出すために不可欠なのが、徹底した「隠す収納」です。


子育て中は、どうしても物が増えがちです。 それらをいかにスッキリと片付けられるかが、美しい空間を維持する鍵となります。


設計段階から、十分な収納量を確保することが極めて重要です。



壁面収納

壁一面を収納スペースにする「壁面収納」は、収納力が高く、扉を閉めれば壁のように見えるため、空間をスッキリと見せることができます。



ウォークインクローゼット(WIC)

家族の衣類や季節物などを一箇所にまとめて収納できるWICは、各部屋にクローゼットを設けるよりも効率的です。



造作家具

空間に合わせて設計する「造作家具」は、既製品にはないフィット感があり、収納をインテリアの一部として溶け込ませることができます。


例えば、キッチンの背面収納やテレビボードを造作にすることで、統一感のあるミニマルな空間が実現します。


「見せる収納」はおしゃれですが、上級者向けです。 まずは生活に必要なものをすべて隠せる大容量の収納を計画することが、ジャパンディスタイル成功への近道です。


ジャパンディスタイルを彩るインテリアの選び方


ジャパンディスタイルのインテリア画像


建物という器が完成したら、次はその中を満たすインテリア選びです。 家具や照明、小物の一つひとつが、ジャパンディの世界観を完成させる重要な要素となります。


配色:心を落ち着かせるアースカラーとニュートラルカラー


ジャパンディの配色ルールを解説した画像


ジャパンディの配色の基本は、「70:25:5」の法則で考えると分かりやすいです。



ベースカラー(70%)

壁や床、天井など、空間の最も広い面積を占める色です。 白、アイボリー、ベージュ、ライトグレーといった、明るく穏やかなニュートラルカラーが基本です。


これらの色は光を柔らかく反射させ、空間を広く明るく見せてくれます。



アソートカラー(25%)

ソファやカーテン、ラグ、大きな家具など、インテリアの主役となる色です。 グレージュ、ブラウン、モカ、オリーブグリーンといった、自然界にあるアースカラーを取り入れると、空間に温かみと落ち着きが生まれます。



アクセントカラー(5%)

クッションやアート、照明器具、小物などで使用する「差し色」です。


チャコールグレー、ブラック、ネイビー、あるいは日本の伝統色である藍色や墨色といった濃い色を少量加えることで、空間全体が引き締まり、モダンな印象と奥行きが生まれます。


重要なのは、ビビッドな赤や黄色といった彩度の高い色は避け、全体的にトーンを抑えた、目に優しい配色を心掛けることです。


素材感:自然の温もりを感じる木・石・布


自然素材のサンプル画像


ミニマルな空間が単調に見えないのは、様々な素材感(テクスチャー)が豊かさをもたらしているからです。 視覚だけでなく、触覚にも訴えかける素材選びがポイントです。



木

明るい色のオーク材やアッシュ材の滑らかな質感。



石・コンクリート

ざらっとした無機質な質感。アクセントウォールなどに用いると空間が引き締まります。



布

リネンやウール、コットンなどの天然繊維が持つ、ざっくりとしたり、柔らかかったりする優しい質感。



紙・竹

和紙を通した光の柔らかさや、竹製品のしなやかな質感。


これらの異なる質感を持つ素材を一つの空間に組み合わせることで、シンプルながらも深みと表情のある、居心地の良いインテリアが完成します。


家具:機能美を宿す、シンプルで上質なアイテム選び


背の低い家具の配置画像


ジャパンディの家具選びは、「less is more(少ないことは、より豊かなこと)」の精神が基本です。 数は少なくても、長く愛せる上質なものを選びましょう。



デザイン

直線的で無駄のない、シンプルなデザインを選びます。



ソファやチェア

脚が細いデザインのものを選ぶと、床との間に空間が生まれ、軽やかで洗練された印象になります。


脚の素材が木製ならナチュラルに、アイアンやスチールならモダンな雰囲気になります。



テーブル

ダイニングテーブルに、木目が美しい無垢の一枚板などを選ぶと、それ自体がアートのように空間の主役になります。



家具の高さ

ソファやテーブル、テレビボードなどを背の低い「ロータイプ」で揃えるのがおすすめです。


視線が低くなることで天井が高く感じられ、部屋全体に広がりと落ち着きが生まれます。 これは、床に近い生活を基本としてきた日本の伝統的な暮らし方にも通じるスタイルです。


照明:陰影で空間に深みを与える、柔らかな光の演出


柔らかな照明の配置画像


ジャパンディの心地よい雰囲気づくりにおいて、照明計画は極めて重要です。


部屋全体を均一に明るくするのではなく、光と影のコントラストを意識して、複数の照明を組み合わせる「多灯分散」が基本です。



強い直接光は避ける

天井に一つだけ煌々と光るシーリングライトは、ジャパンディの目指す雰囲気とは異なります。



複数の光を重ねるペンダントライト

ダイニングテーブルの上など、空間のアクセントに。和紙や木、竹など自然素材のシェードを選ぶと、温かみのある光が広がります。



間接照明

壁や天井を照らし、その反射光で空間を柔らかく灯す手法です。空間に奥行きとドラマティックな陰影を生み出します。



フロアライトやテーブルランプ

ソファサイドや部屋のコーナーに置き、手元を照らしたり、くつろぎの雰囲気を演出したりします。



光の色

蛍光灯のような青白い光(昼光色)ではなく、電球のようなオレンジがかった温かみのある「電球色」のランプを選ぶと、リラックス効果が高まり、ヒュッゲな空間になります。


小物と植物:空間に生命感を添える最後の仕上げ


厳選された小物と植物の画像


ミニマルな空間に、生命感とパーソナリティを添えるのが、小物と植物の役割です。 ここでも「厳選」がキーワードになります。



小物・アート

カラフルで主張の強いものは避け、シンプルな抽象画や書、あるいは手仕事の温かみが感じられる陶器などを、ぽつりと飾るように配置します。 余白を活かすことが大切です。



植物

空間に瑞々しい生命感を与えてくれます。 たくさんの花が咲き乱れるタイプよりも、ドウダンツツジやアセビのように枝ぶりが美しいものや、シンプルなグリーンが似合います。


また、ベージュやグレイッシュなトーンのドライフラワーや枝物も、ジャパンディの落ち着いた雰囲気に完璧に調和します。


【予算内で実現】ジャパンディの家づくり、賢いコストダウン術


コストダウン術を解説した画像


「理想は分かったけれど、やっぱり予算が心配…」という方も多いでしょう。ご安心ください。


ジャパンディスタイルは、その哲学自体が、賢いコストダウンに繋がる要素を多く含んでいます。 ここでは、予算内で理想を叶えるための具体的な方法をご紹介します。


コストを削っても良いポイント


シンプルな家の形状の画像


驚かれるかもしれませんが、家づくりのコストダウンで最も効果的な方法の多くは、ジャパンディが目指す「シンプルでミニマルな空間」の考え方と一致しています。


つまり、スタイルを妥協するのではなく、スタイルの本質を追求することが、結果的にコスト削減に繋がるのです。



建物の形をシンプルにする(総2階建て)

凹凸の多い複雑な形の家は、外壁や屋根の面積が増え、工事の手間もかかるためコストが上がります。


一方、シンプルな真四角の「総2階建て」(1階と2階がほぼ同じ面積の箱型の家)は、材料と手間を最小限に抑えられるため、最もコスト効率の良い形状です。


これは、ジャパンディの無駄のない美学と完全に合致します。



間取りをシンプルにし、仕切りを減らす

部屋数を減らし、壁やドアの数を少なくすることも大きなコストダウンに繋がります。


例えば、個別の書斎を作らずにリビングの一角にワークスペースを設けたり、子ども部屋を将来的に仕切れるように最初は一つの広い空間にしておいたりする工夫です。


これは、ジャパンディのオープンで開放的な空間づくりそのものです。



屋根の形をシンプルにする

複雑な形状の屋根は高価です。 最もシンプルでコストが安く、雨漏りのリスクも少ないのは「切妻屋根(きりづまやね)」(本を開いて伏せたような形)です。



水回りをまとめる

キッチン、浴室、洗面所、トイレといった水回りの設備をなるべく一箇所に集約すると、給排水管の長さを短くでき、工事費用を抑えることができます。



造作家具を厳選する

すべての収納を造作家具にすると高額になります。本当に必要な場所(例:リビングのテレビボード)に絞り、他はウォークインクローゼットでまとめて収納したり、後から購入する置き家具で対応したりすることで、コストを調整できます。


絶対に削ってはいけない重要なポイント


住宅性能の解説画像


一方で、目先のコストを優先して削ってしまうと、将来的に大きな後悔や余計な出費に繋がる部分もあります。


信頼できる住宅会社は、これらの重要性をきちんと説明してくれるはずです。



1.構造の安全性(耐震性など)

言うまでもありませんが、家族の命を守る家の骨格部分の費用を削ることは絶対にあってはなりません。 地震に強い構造や、しっかりとした基礎工事は、何よりも優先されるべき投資です。



2. 断熱・気密性能

これが、郡山で快適なジャパンディの家を建てるための心臓部です。 ここでコストを削ると、夏は暑く冬は寒い家になり、光熱費は高騰し、結露やカビのリスクも高まります。


初期投資を惜しむと、その後何十年にもわたって快適性と経済性の両面で損をし続けることになります。


ジャパンディの「心地よさ」を実現するためには、断熱・気密性能への投資は必須です。



3.防水処理

屋根や外壁、ベランダなどの防水工事は、建物の寿命に直結します。


見えない部分ですが、ここを疎かにすると、数年後に雨漏りなどの重大な欠陥に繋がり、結果的に大規模で高額な修繕が必要になる可能性があります。


賢いコストダウンとは、「何でも安くする」ことではなく、「かけるべき所にはしっかり投資し、工夫できる所で賢く費用を抑える」ことです。


このメリハリが、満足度の高い家づくりを実現します。


まとめ


ジャパンディスタイルの家でくつろぐ家族の画像


この記事では、福島県郡山市で叶える「ジャパンディ」スタイルの家づくりについて、その魅力から具体的な施工方法、そして予算内で実現するためのポイントまで、詳しく解説してきました。


ジャパンディは、単なるおしゃれなインテリアスタイルではありません。


それは、日本の「侘び寂び」の静かな美意識と、北欧の「ヒュッゲ」の温かな暮らしの知恵が融合した、心豊かな生き方の哲学です。


その哲学は、郡山の厳しい気候を快適に乗り越える「高気密・高断熱」という現代技術と結びつくことで、真の心地よさを実現します。


自然素材の活用やミニマルな空間づくりによって、子育て世代の心と身体の健康を育みます。


そのシンプルな美学が、賢いコストダウンにも繋がるという、郡山で家を建てるあなたにとって、非常に合理的で魅力的な選択肢となり得ることをご理解いただけたのではないでしょうか。


新しい家を建てるという旅は、夢と希望に満ちていると同時に、多くの決断を伴う長い道のりです。


その第一歩は、あなたの家族の夢や、抱えている不安を深く理解し、専門的な知識で寄り添ってくれるパートナーを見つけることから始まります。


私たちウッディホームは、ここ郡山の地で、お客様一人ひとりの「理想の暮らし」を形にするお手伝いをさせていただいております。


この記事を読んで、ジャパンディという暮らし方に少しでも心を動かされたなら、ぜひ一度、私たちにお話をお聞かせください。


あなたの思い描くジャパンディの暮らしを、この郡山で、一緒に実現できる日を心より楽しみにしております。


この記事を書いた人

代表取締役

遠藤 洋祐

2017年に先代より事業継承し、株式会社ウッディホームの三代目として舵取りを任される。郡山で61年以上、200棟以上の実績を通して、新築・建売・補助金の取得サポートなど家づくりに関わる全てに精通するプロフェッショナル。

保有資格:二級建築士(一級建築士事務所「都市建築企画室」開設者) / 既存住宅状況調査技術者 / 福島県地震被災建築物応急危険判定士
所属団体:福島県宅地建物取引業協会 / パナソニック ビルダーズ グループ